書き手:繁田
今年の年末年始は千葉県にある実家で過ごしました。5年ぶりの帰省で、父に会うのはなんと5年ぶり。
帰省が決まってから、楽しみにしていたことの一つが鰻を食べること。実家のある町のお隣、成田市には成田山新勝寺があり、その参道にはたくさんの鰻屋さんが軒を連ねているんです。
成田駅から成田山新勝寺へ向かう参道、ゆるやかな下り坂の様子。この日は12月29日。細い参道に人がいっぱい、車が人とスレスレで通って行きます。お正月にはさらに参道に人が溢れ初詣で賑わいます。
何軒もある鰻屋さんですが、こちらの「川豊」さんで食べることが多いです。
12時過ぎに訪ねたこともあり、2〜3時間待ちとのこと・・・。朝ごはんが遅めだったので散歩しながら待つことにしました。
参道を下ってくると成田山新勝寺が目に入ってきます。階段が多いので、足が痛い母と一緒にエレベーターを探しながら上がって行きました。上までエレベーターで上がるのはありがたいですね。
成田山は歌舞伎の市川宗家との関わりが深いお寺だそうです。江戸歌舞伎の初代市川團十郎は後継に恵まれず成田山で子授けを祈願したところ待望の長男を授かりました。それを喜んだ初代團十郎は不動明王をテーマにした歌舞伎を演じ、それから市川宗家は「成田屋」の屋号を使うようになったとか。
1時間半ほど散策しましたが、まだ順番は回ってきません・・・。
こちらの写真の白い煙は鰻を焼いている煙なんです。美味しそうな香りが漂い、鰻を食べずには帰られない!という気持ちにさせられます。
その後待つこと1時間ほど、やっと順番が回ってきました!
「 川豊」さんはお店の前で鰻をさばいていくのも見られるんです。
鮮やかな包丁さばきで黙々とさばいていく職人技、ついつい見とれてしまいます。
メニューはこちら。名古屋で鰻を食べるよりもちょっとお得な気がします。
私は上鰻重と肝吸いを注文しました。
注文してから割とすぐに運ばれてきました!2時間以上待ったので、もうお腹ぺこぺこです。
上鰻重は鰻が1尾入っています。とーっても贅沢。久々の鰻でしたが、お店の雰囲気も味も良くて大満足!近くにあったら度々訪れてしまいそうなお店でした。
美味しい鰻を食べた翌日からは、実家の大掃除やお節作りのお手伝いをしてカロリーを消費したのでした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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